工事部 管・水道施設課のご紹介
業務内容概要
水道工事には排水工事と給水工事の2種類の工事を行っています。
排水工事では配管の勾配が一番重要で、基本2%勾配で配管しています。また、異物が館内に入ると排水詰まりの原因になるので注意しながら施工しています。
給水工事では漏水が発生しないように、継ぎ手の締め込み、差し込み、管の傷、異物の混入が内容に注意しながら施工しています。
外部配管終了時、2階配管終了時、器具設置時には、それぞれ耐圧検査を行い、施工の状態を管理しています。
水道工事の工程は大よそ次のようになっています。
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- 1配管引き込み工事
- 地中に埋設されている配水管から敷地内に、水道管を引き込む作業です。引き込んだ後は止水栓や水道メーターを設置します。
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- 2排水設備工事
- 家屋の生活排水を公共桝に流すために、排水管や汚水桝を設置する工事です。
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- 3屋内配管工事
- 敷地内に設置した水道メーターから台所や風呂、洗面、トイレなど、水廻り設備に配管をつなげる工事です。
水道設備工事の主な内容
一般住宅の給水・排水管工事
給排水引き込み工事を行います。
その後、基礎工事の型枠を取り外した後、水道のメーターボックスを設置し、給水管を付設します。
排水は公共桝に生活排水を流すため、排水管に 2%の勾配を付けて、風呂、洗面、トイレなどの水廻りに配管します。
土間コンクリート打設後、架橋ポリで転がし配管します。
二階に水廻りがある場合は、パイプシャフトを立ち上げ、天井に配管をします。建物の床ができたら、穴をあけ、配管を立ち上げ、器具を取り付け、水圧テストを行います。
集合住宅の給水・排水管工事
集合住宅の配管工事は一般住宅の工事とほぼ変わりません。
各室が同じ間取りになるので、各部屋が同じ様に仕上がるようにパターンとなる配管ルートや方法を決めて配管します。
スピードアップを図ることが目標です。
新築や増改築、各種修繕工事
増改築の場合、元々既存の管種、口径、ルートを確認して、最善のルートを決めて配管します。
修繕工事は、漏水、排水の詰まりなどがあります。図面などで工事現場の状況を確認し。
大方の予想を立てて材料を発注し、工事に備えます。